News Ticker

日本の観光競争力は世界で何位?ー鍵となるのは「おもてなし」の心


ホームシェア (民泊)を日本で運営していく上で、日本が世界の中でどれほどの観光競争力を持っているのか、ご興味のある方は多いのではないでしょうか。

あなたは日本の観光競争力が世界で何位に位置するかご存知でしょうか?

ダボス会議の主催で知られる「世界経済フォーラム(WEF)」は、2007年度以降、毎年「旅行・観光競争力報告書」を発表しています。そして今月6日、今年もまた昨年度の成果が発表される時がやってきました。

今年の結果はというと、日本は141の国や地域の中で9位

このランキングが始まって以来、初めて10位以内にランクインすることとなり、2013年度の14位から大きな躍進を見せる結果となりました。

2014年度の17位までのランキングを以下に示します。

()内は2013年度の順位です。

  1. スペイン(4)
  2. フランス(7)
  3. ドイツ(2)
  4. 米国(6)
  5. 英国(5)
  6. スイス(1)
  7. オーストラリア(11)
  8. イタリア(26)
  9. 日本(14)
  10. カナダ(8)
  11. シンガポール(10)
  12. 香港(15)
  13. 中国(45)
  14. マレーシア(34)
  15. 韓国(25)
  16. 台湾(33)
  17. タイ(43)

上位はほとんど欧米諸国に独占されていますが、他の国および地域を抑え、その次に続くのが日本なのです!この結果は大変栄誉なことではないでしょうか?

では、日本がそのような高評価を得たポイントは何だったのでしょうか?

以下The Liberty Webの記事からの抜粋を取り上げたいと思います。

 

日本の「おもてなし」など、「人」に高評価

特筆すべき点は、労働力の質において世界第1位の評価を獲得した点だ。日本の「おもてなし」の精神や、人的資源が世界でも高く評価されていることが分かる。その他、治安や公衆衛生、地下鉄や飛行機等の旅客インフラも非常に高い評価を受けている。

しかしその一方で、価格競争力は119位、またレンタカーやホテルの室数といった、旅行者サービスインフラが75位とこれらの分野での低評価が目立つ。さらに総合税率では115位、クレジットカード用ATMの普及率では73位となり、海外からの旅行者にとって買い物がしにくい状況が見て取れる。(中略)

交通インフラや、優れた公衆衛生システム、世界に誇る治安の良さは一朝一夕で得られるものではない。さらに、「おもてなし」の心に代表される、世界最高レベルの人的資源は、日本の宗教性、精神性に裏打ちされたもので、そう簡単には真似できないものだ。

逆に言えば、こうした得がたい資源を持っている日本ならば、人的資源を生かす規制緩和や減税、クリエイティブで高付加価値な仕事をバックアップする環境があれば、一層の飛躍が可能になる。

 

つまり、日本が評価されたのは「おもてなし」の心。

これは他の国および地域が意識的に真似することができるものではなく、日本人自身もまた意識的に行っているものではありません。あくまで自然に発揮できる潜在能力なのです。

それに対して、あまり評価されていないのは、「価格競争力」や「旅行者サービスインフラ」など、これらは今後改善し得るものだといえるでしょう。

この結果を踏まえ、東京オリンピックも近年に控えた今、どのように政府が対処をしていくのか、そして日本は来年度もまた順位を上げることができるのか−−大変興味深いですね。

国民はそれを個々人の「おもてなし」の心を忘れずにバックアップしていきたいものです。

嬉しいことに、これからどんどんあなたのホームシェア (民泊)運営が忙しくなっていってしまうかもしれません!

 

From; 日本の観光競争力世界9位 世界一の「人的資源」を生かし切れ (The Liberty Web)